V-ROCK FESTIVAL ’09

0511月09

世界初、らしいビジュアル系フェス。
行く道すがら、連れと「バンギャ活動10数年記念だね」なんていうバカ話をしながら向かいました。
いやあ、まさかこんな日が来るとはねえ……。

幕張に到着したのが12:45くらい。サマソニ、JITBとは別棟の9~11ホールです。
途中ちらっと見えた物販が列を成しているように見えたので、そのままRステージに直行しました。

建物に入ってまずロビーまで吹き上げているスモークに笑う。焚きすぎじゃないか?
11ホールに入ると暑い!人、多い!そして、客の装備が黒い!
このへんで、ああ、ビジュアル系のフェスなんだ、と実感がわいてきます。

■jealkb (13:10- )
Rステージ後方でジュアルのライブを頭から。
「ジュアルのライブは楽しい」と聴いていたので、目当てにしていたアクトの1つ。
テレビの人ってすごいなあ、と改めて思いました。
あんまりジュアルを知らないかも、な風情の現役ギャのお客さんがヘドバンしてフリをして目一杯楽しんでいるのが印象的でした。
ばんぎゃ、とりあえず、頭振る。
haderu様以外のボーカルマイクが全く出ていなくて、ちょっと残念でしたね。

■D (13:50- )
そのまま隣のLステージの後方へ。
こちらも一度見たかったD。開始前振り向いたら某ついったったーさんがいてびっくり&ハイタッチ。
2曲目にして「旗揚げろー!」と「Night Ship”D”」で。わー旗出た!みんなほんとにどこに持ってるんだろう(笑)
そして3曲目で「闇より暗い慟哭のアカペラと薔薇より赤い情熱のアリア」。キターー!!台湾サイコーー!!!
とりあえず頭振って拳上げときました。
Dらしい、聴きたかった曲が聴けて良かった。「Tight Rope」もテレビで見たときより違和感なかったな。

D終了後、Lステージを脱出しようとしたら出口付近が入る人と出る人、さらには脇の前方ブロック待機列に向かう人でぐちゃぐちゃになって大変な混雑。
数メートルの間ですが自分で足を出さなくても勝手に押し出される自動っぷりで、ちょっとあの導線の混乱は勘弁してほしかったです。24日で唯一参加したモッシュでした。

この時点まで入ったままの装備でうろうろしていたので、申し訳ないけれどBREAKERSは諦めて物販→クロークタイムへ。
物販はもうこの時点ではスッカスカでした。とりあえずマンソンのTシャツを買って着替え、ケバブで腹ごしらえ。
手荷物は必要なお財布、リップクリーム、油取り紙、目薬、頭痛薬だけボディバッグに残して残りはクロークへ。

■SOHODOLLS
そんなこんなをしながらSOHODOLLSをチラ見。ボーカルも演奏も安定してるし、ゴスというよりはガレージロックな雰囲気もあって素敵だった。
なにより物販のTシャツがかわいかった。買えばよかったなあ。

■ALI PROJECT (15:20- )
そのままSステージの後方でアリプロをまったり。アリカ様は白一色。4人のダンサーを引き連れてのステージでした。
アリプロをきちんと見るのは初めてだったのですが、思ったよりも断然エンターテイメントでした。
「わたくしは自分をアニソン歌手だと思ったことはありません」というMCのあとに黒執事→ローゼンメイデンという初心者でもわかる曲を歌ってくださるアリカ様。素敵です。

プラを見ようとLステージに向かうと、ステージ脇の前方ブロック待機列に長蛇の列。「海月さん必死だな……!」とびっくりしながらTwitterを見たら、「あれはラクリマ待ち」との情報が。ひええー。まだAlice Nineがやっている途中でプラ→absのあとなのに? 改めて再結成商法の集客力のハンパなさを知る。
とりあえず、大人しくLステージ後方に入って隣のAlice Nineをまったり見つつプラ待機。

■Plastic Tree (16:40- )
プラさん登場SEは例のごとく「Only Shallow」で。1曲目は「空中ブランコ」2曲目が「ヘイト・レッド ディップ・イット」でヘドバンスイッチが入りました。聴きたいなーって思ってたのよ!やっぱり鉄板ですね。
有村さんはだぼっとした黒いニットに茶色いコサージュをつけてて、楽器体の3人もなにやら胸元におそろいらしきコサージュ。
いい年して、おおおお揃いとはなんてバンドなの!似合うし!プラさんなりの千葉でのフェスに向けての正装だったんでしょうか。
「うわのそら」のイントロでギターが不思議な音階になってたり(ナカヤマさん押さえるとこ間違えた?)、有村さんの安定感がイマイチだったりしましたが、それでも武道館よりはずっと安心して楽しめました。
「真っ赤な糸」を聴けたのもよかった。
そういえばプラが始まる2時間前くらいから雨がぽつぽつ降り始めて、翌々日には台風が来てましたね……。

プラ終了後は特にすることもないのいで、某ついったったーと待ち合わせ。拳上げで疲れた手を揉み揉みしていただく。二度目のごはん(連れと麦とろ飯をシェア)後、SステージでD’ERLANGER待機へ。
まったりとmana様→ファッションショーを鑑賞。
ファッションショー、やけに人がいるなあと思ったら、モデルとしてミュージシャンが何人か出演があったんですね。ノーチェックでした。とりあえずメガマソ涼平の可愛さには度肝を抜かれましたよ。

Moi dix Mois終了時点で5分押し、ファッションショー終了時点で10分押し。そして、ファッションショーが終わったら若手バンドマン目当ての若いお客さんが波がひくようにはけて、後には寒々しいフロアが……。ええええええ!?

■D’ERLANGER (19:15- )
「わりと前のほうで見れたらいいねー」なんて話してたら、人がいな過ぎて余裕で花道の柵が取れてしまったというね……。背中に外気温が吹き付けてかなり心身両面で寒いっていうね……。ちょっと泣けました。
結局、25分押しで開始。Lステージのラクリマが終わるのまってたのかな、なんて開演前に邪推してましたが、当たりかもしれない。2曲目あたりで振り返ったらちょっと人が増えていました。
1. dummy blue
2. 柘榴
3. デラシネ
4. La vie en Rose
5. an aphrodisiac
まあガラガラなおかげで、花道で怪気炎を飛ばすkyoちゃんをじっくり見れたのでよしとします。この日はグレーチェックのスーツ上下に黒メッシュのインナー。乳首チラリあり。ボトムはスコートのついたパンクスタイルで大変格好よろしゅうございました。いつもD’ERLANGERだとフリルブラウスだったりするので、新鮮でよかった。
でもちょっと、この日の柘榴はなかった。リズムがヨレヨレのひどい出来。PAの具合でも悪かったか、さもなければ客席のガラガラっぷりを見てテンション下がってしまったのでしょうか。デラシネもイマイチで。
ラヴィアンとan aphorodisiacはよかった。ほんとうに。あまり旧曲を褒めたくはないのだけれど、気迫の演奏でした。普段D’ERLANGERだとあまりやらないのに頭振りまくって応えました。
終了後、根強いファンからはアンコールを求める声が起きましたが、客席のほとんどの人が帰ってしまってはそれも叶わず。
D’ERLANGER自体の集客力が、20代がメインの客さんのこういったフェスだと上手く作用しない、というはもちろんあるのだけど。メインステージのラクリマ復活とヘッドライナー・マンソンの狭間という出順がとても悔しかったです。少しでも初めてのお客さんに見てほしかった。

■Marilyn Manson (19:40- )
D’ERLANGER終了後、早足でRステージへ。丁度一曲目らしき「We’re from America」のイントロが始まったところでした。
後ろから見るとLもRも通路も埋まってさすがの入り。ただ、入ってみるとわりとスペースがあったのでスルスルとPA前まで行けました。
覚えている限り、やった曲は順不同で
Disaposable Tns
Rock is Dead
Comma White
Black and White
WOW
Pretty As A ($)
Dope Show
The Love Song
encore) Beautiful Peaople

事前にあったワンマンの情報よりは『Hight and Low』からの曲が多いなという印象。「Irresponsible Hate Anthem」も「Fight Song」聴きたかったよー。ファ○ク!ファ○ク!って叫びたかったよー。「Running to the End of the World」なんかも聴いてみたかったなー。
一日中日本のV系を聴いていた所為で、折り畳みはしたくなるしComma Whiteで手扇子しそうになるし、この体困るなーと思ってたら、脇にがっつりドメスティックなビジュアル系ヘドバン→折り畳みをしている集団がいて面白かった。フェスならではだと思います。
マンソンは一昨年見たときよりもさらに下腹部が出っ張って、欧米のおっさん太りになってましたね。言葉が通じないのにMCは長いしトゥイギー・ラミレスに「Fxxkって言ってみろよ」と絡んだり。トゥイギーが戻ってきたのがそんなに嬉しいんか(笑)。
Beautiful Peaopleでモッシュピットを探して柵ギリギリまで行ったけど、なかったなー。前方ブロックにはあったのかしら……。
あと、やっぱり出音がこの日一番きれいでした。

Let's Dance Daydream

帰りは雨。傘がないのでクロークの袋をかぶって駅まで。

■2日目
2日目は首に湿布を貼りつつおうちでネットの中継を見ていました。
印象に残ったのはメリーとlynch.。やっぱりキャリアがあるバンドはそれなりの安定感ですね。逆に、ネットの音質だと(そこまで酷い音質じゃなかったけど、ネットブックの内臓スピーカーで聴いていたのもあって)バンドの上手い下手がはっきり分かってしまって若手のバンドは見てるのが辛かったです。
若手(?)でいいなと思ったのはDaizyStripperと摩天楼オペラ。DaizyStripperはとにかく客の煽り方が上手くて、男女別、外国の方、さらにはネット中継を見ているお茶の間まで気にかける様子には楽しませてもらいました。ライブ後のスタジオトークはわりと普通な感じだったので、ステージで真価を発揮するタイプっぽくて、そこも好感。
摩天楼オペラはごりごりのメタルでしたね。機会があればきちんと聴いてみたいです。
中継NGだったガゼはCMを流すよりヘッドライナーらしくライブを見せたほうが宣伝効果があるだろうし、ヴェルサイユもせっかく復活をアピールする良い機会なのにもったいないなと。
オトナノセカイッテムツカシイネ。

■来年やるなら
客席の導線は2日目には改良されたらしいですが、事前に出口、入り口をきちんと区別して考えておいてほしかったですね。前方ブロック待機列もステージ脇の轟音と暗闇の中というのは不便だったと聞きました。まあ、V系だと興味ないのにお目当てのバンドまで最前に張り付く人が続出しそうだから、総入れ替えという施策自体は致し方なかったかと。
あとは出演者が多すぎて1つのアーティストのライブが30分前後というのも、「フェス」というよりは海外向けのショーケースという要素が見えすいてしまった感じも。

とはいえ、いわゆるV系というものを聴き始めて途中ブランクはありつつも15年以上が経ち、日陰者の気分を味わい続けてきただけに、一日中どこを見ても化粧したヤロー(と耽美に着飾った女子)ばっかり、なんてフェスに出会えるとは思ってませんでした。
よい思い出になりました。



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