AA= 「#1」 at 渋谷AX (2009-03-24)
THE MAD CAPSULE MARKETSのTAKESHIのソロプロジェクトAA=の#1ツアー最終日、渋谷AXに行ってきました。
お目当てはサポートギターのMINORU(児島実)です。
THE MAD CAPSULE MARKETSのオリジナルメンバーであり、TAKESHIの盟友でもあるわけですが、なんといってもDIE IN CRIESの室姫深でもあるわけで……原体験、初恋みたいなバンドのあの人を間近で見れるなら行かないわけにはいきません。
THE MAD CAPSULE MARKETSも好きだしAA=の音源もかっこよかったしね。
ギターといえば上手が定位置ですが、本日の主役はTAKESHIなのでAA=の児島さんは下手です。
到着したのは開演15分前だったけど、それほど混雑していないフロア。下手側にするっと潜り込み「前に詰めてくださーい」というスタッフの声に押されているとあれよあれよと4列目あたりに。
しかもご同輩が多いのか女子率のやけに高い下手側。視界を遮るものがなくマイクスタンドがきっちり見える。これはやばいわー。
5分押しほどで開演。
客席暗転してライティング。舞台中央から後ろの壁に投射して波形を描く。TAKESHIのDJに続き、メンバー登場。バンドロゴの入った黒いTシャツと黒いパンツ足元はよく覚えてないけどブーツだったような。髪は少し立て気味で前髪が被さっておりますが、直下にいるので表情は良く見えます。うひひ。
ギターは無着色のフライングVで通してました。Vってあんまり鳴るイメージがないのだけど、今回のようなデジタルな塊みたいな音だとそのくらいがギターが素材としての音になっていいのかも。
一曲目はFREEDOMだったような。センターでは初っ端からばんばん人が飛ぶ盛り上がりでしたが、序盤、下手は至って平和。適度に盛り上がりつつMINORUウォッチングに専念。
サポートなので控えめかしら、と心配していたけどぜんぜんそんなことなかった。最初から頻繁に前に出て煽ってくれる。近い近い近い!3メートル!いや2メートル半の位置でMINORUがギター弾いてる。煽ってる。ちょうかっけぇ……。
後ろに下がったら下がったで、腰を落とした低い姿勢でぐるぐる回ってて、繋がれた猛獣みたいでかっけぇ……。
音は前述の通り控えめな感じ(というか、ベースとボーカルが目立つ調整)だったけど、中盤「PEOPLE KILL PEOPLE」のリフを太い音で弾き出して鳥肌。このあたりからがんがん上がるテンション。
ラスト2曲「NEW HELLO」「STARRY NIGHT」(だったかな……?)で黒い塗装の変形Vにチェンジ。
アルバムの曲をすべてやりつくして終了。が、「本日の公演は終了しました」のアナウンスが流れても続くコール。
そしてメンバー登場。TAKESHIが「AA=はまだ13曲しかないので同じ曲をもう一度になっちゃうけど」とMCして再び「FREEDOM」。もう最後なので下手を捨てモッシュに突っ込んで暴れてきました。本当はクラウドサーフィンしたかったんだけど、脚力が足りなかったね。
約1時間でライブは終了。
40なりに顔は老けたけど(失礼!)、細身のスタイルはそのままだし、ギター持たせたらやっぱりめちゃくちゃカッコ良かった。最後の最後、アンコールをやり終えて見せた微笑みを見て、来て良かったと心から思いました。
TAKESHIコールの中、終始初恋目線で控えめに、しかしコンスタントにMINORUコールをしていたのは私です……。
あんなに前にいたのに、音圧はさほど感じなかったなあ。耳鳴りもなし。AXで耳鳴りになったことがないからハコの特性かもしれないな。
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