9mm Parabellum Bulletを聴いたらLUNA SEA東京ドームが楽しみになってきた

1112月07

9mm Parabellum Bulletのメジャー1stアルバム『Termination』を人に借りて聴いた。正直「最近人気のあるギターバンド」以上の前知識も期待もなく、なんとなくメロコアっぽいのかな、と思っていたわけですが。あらららら。パンクはパンクなんだけど、それ以上に派手な歌メロ、タイトなカッティング主体ながら少しメタルな匂いのするギター、正確だけどガラガラ変化するリズムパターン。そしてそして変拍子やら転調やら総動員で派手に変わるプログレに影響受けたみたいな曲展開。いやいやいや、欲張りすぎですって、これ。

あーでも懐かしいぞ、どっかで聴いたことあるぞこれ。えーとえーと、そうだ。昔のヴィジュアル系だ。初期LUNA SEAだ。『IMAGE』あたりの粗削りだけど繊細なジャリジャリした感触にそっくりじゃないですか。そう思うとギターのちょっとシャリったディストーション具合なんかはSUGIZOみたいに聴こえてくる。メロディと展開の派手さはお化粧したって通用する(ボーカルの声質はアジカンみたいだけど)。そういえば、このバンドは先日のJの5Daysにも出演していたんだった。だけどまさか、こんなにくっきりとDNAが感じ取れるとは。

9mmのメンバーは24~25歳。LUNA SEAの全盛期に中学・高校生だった世代。大衆性を獲得しながらもその特異性故に囲われがちなヴィジュアル系だけれども、アレな感じのところ以外のギター少年達にもきちんと影響を及ぼしていて、それがちゃんと花開いたのが嬉しくもあり興味深くもあり。

歌詞は「若いなー」って感じでときどきカクンと来ちゃうんだけど。6曲目の「Heart-Shaped Gear」とか。

そんなことを考えながらここ数日LUNA SEAを聴いている。私のLUNA SEAリアルタイム体験は『STYLE』で終わっていて、RYUICHIが河村隆一になってしまってからはまったく受け付けなくなってしまい、『SHINE』は今でも苦手だけど、『IMAGE』『EDEN』あたりはやっぱり好きだ。「Dejavu」なんか歌詞カード見ないで歌えるし。そうなんだよなー、このカッコつけたゴスな唄物具合がよかったんだよなー。

90年代にFOOL’S MATEを買っていた者としての義務感(笑)と物珍しさでチケットを買った東京ドームが、こうなると俄然楽しみになってきた。期待を裏切るギミックに命を賭けているようなところのあったバンドだから思い通りには行かないだろうけど、「LOVELESS」で始まって「WISH」で終わる、そんなLUNA SEAが見たい。特効とともに「あい・うぃっしゅ!」って叫ぶんだ。



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